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2019-07-10

〜タッチケア〜人の手ができること

「人の手が触れる、撫でる。」

〜タッチケア〜 という言葉もありますが、

信頼する人にただ触れられるだけで不安やストレスを軽減する「オキシトシン」という癒しホルモンが分泌されるということを知っていますか?

不安な時、軽く背中を撫でてもらったり、手を握ってもらうだけでその不安が軽減したり、気持ちが落ち着いてくることがありますよね。

子供を見ているとよりわかりやすいです。

子供って、感覚器官がとっても鋭くて、見たものはもちろん、音や、匂い、味にもとても素直に反応します。

「何かにおいがするねぇ、」とか、
うちの2歳の子供は覚えたての言葉でたくさん伝えようとしてくれるから、おもしろいです。

最近は眠くなると「ママ、マッサージして」と言ってくるので、あんよをちょこっと触っていると、す〜〜ぐ寝てくれます。

赤ちゃんの時のベビーマッサージよりも、今の方が欲していることが伝わってきて、よりやさしい気持ちで触れることができるような気がします。

最近は小学生くらいのお子さんのケアにもタッチケアが勧められていて、信頼できる人がやさしく触れる、マッサージしてあげることでさまざまな問題行動とされるものが落ち着いてきた例もたくさんあるんだそうですよ。

サロンでも、アーユルヴェーダのアビヤンガというオイルトリートメントトリートメントをしていると、ほとんどの方がすぅ〜っと眠りに入られます。
さっきまでたくさんおしゃべりしていたのに、いつのまにか寝息が聞こえてきたりします。

やはり温かなオイルと、痛くない心地よく流れるようなトリートメントを受けると「癒しホルモン」が沢山分泌されているんですね。

ハーブオイルの素晴らしさはもちろん沢山あるのですが、まず、手で触れる「タッチケア」での癒しの作用はとてもわかりやすくて、トリートメント後にみなさんが柔らかな表情になることも表れていると感じます。

日々、たくさんのストレスにさらされていて、身体の悲鳴にもだんだんと慣れてしまって過ごしてしまうけれど、

たまには人の手にも頼ってもらえたらと。

そして、ご家族やお子様や、大切な人に、自分自身にもぜひ優しく触れてみてほしいなぁと思います。

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